罰レビュー − ルール改定


喰いしん坊!2巻

歴代雀王じゃんぶらーリョウエルドラゴ + TATSUJINTATSUJINの卓でラスだなんて……くやしいっ(ビクンビクンッ


……あれ?この二人、前に負けたときも居なかったっけか?!

ともあれ、ジャンブラー氏の指定は「喰いしん坊!」2巻。

私のレビューでは初のHENTAIっぽくないお題ですよー!

前回までのあらすじは達人レビューをご覧頂くとして、

ハンター錠二の語る「大食いのセオリー」から2巻の幕が上がります。
「例えば麺4玉のジャンボラーメン2杯早食いが条件のとき、どうしても熱いので2杯一度に注文してしまう!
……が、これは大きな間違いだ!
「一杯目を食べ終わった頃には麺がスープを十分に吸ってうどん並みにふくれあがり、
とても食せるようなラーメンではなくなっているからだ……!」

うんうん、想像に難くありません……麺4玉なんて、1杯目の後半で既に延びまくりでしょうけど。

「2杯同時注文」の愚を犯してしまった挑戦者(端役)を、錠二&満太郎はチャーハン食いながら高みの見物です。
1杯目は何とか片づけた挑戦者ですが、延びすぎで麺が固まってる有様の2杯目を見た途端

思わず松田優作してしまいます。

もはや食えたもんじゃない延び延び麺に果敢に挑む挑戦者ですが

哀れ、撃沈。

4玉ラーメン×2の厳しさを読者に知らしめたところで、

プロフードファイター・ハンター錠二、満を持しての挑戦です。
「1杯ずつ出してくれ!」セオリーも忘れちゃいません。さすがです。

「おいおい、たった今チャーハン食ったばっかりだぜ?」と、読者を代表して満太郎がつっこみますが
「調整だ。チャーハンを食うことで俺の胃は丁度ラーメン8玉が入る大きさに拡張されたのさ」
……理屈はよく分かりませんが、とにかくものすごい説得力です。


「俺は今日のために5日前から調整に入っている。さっきのチャーハンで丁度ベストコンディションなのさ」
あまりのアホらしさ 用意周到ぶりに頭痛を覚える満太郎。まったくもって同感です。
 

挑戦を受けた店のオヤジが不敵に笑い、つぶやきます。
「大食い賞金稼ぎ・ハンター錠二さんに簡単に成功されてもらっちゃ店も困るんでね……ハンディを付けさせてもらうぜ

麺4玉→5玉 2杯で10玉オヤジ大人げねえwwwww


さらに大人げなさMAX!
(※他の挑戦者はスープ飲まなくて可)


卑怯臭いし、やっぱ麺は4玉にさせたほうが……と案じる満太郎に

錠二さん、あんた漢だ!(やってることはさておき)


さらにカッコイイセリフをかましつつ、いよいよ大食いバトルスタートです。

錠二は箸を2膳手に取って……な、何と!!

かの剣豪宮本武蔵も用いたという二刀流!(えー
ギャラリーもこれには仰天。「なるほど、ああすれば麺を冷ます手間が省けて、熱々のラーメンも次々と食える!」
……行儀作法に厳しいうちのばっちゃが見たら折檻ものです。

あの量を2杯は厳しいのでは、という周りの予想も何のその、
 
テンション上がってきた!

しかしこのバトルの結末は……
「あまりに予想外のスピードで1杯目完食」→「オヤジ2杯目を用意してない」→「錠二ブチ切れ」
という、何とも締まらないものでありましたとさ。



仕切り直しで今度は満太郎が大食いにチャレンジです。
場所は博多ラーメン店。

あーラーメン食いたくなっちまったぜw

替え玉システムならではの食い方(スープは節約、麺の堅さを指定etc.)を試行錯誤しつつ、満太郎はラーメンをすすります。
その対面には彼を上回るハイスピードで玉数を重ねる大食いが。



負けじと満太郎もペースを上げますが、ふと対面の大食いが箸を休めます。そして何やら……
おおぐい は ふしぎなおどりをおどった!
おおぐいの いぶくろに よゆうができた!



6玉食ったところで胃の限界&スープ枯渇で満太郎はリタイア。しかし、大食いは13玉以上(推定)。
いくら何でもスープが足りないはず……どんな食い方をしてるんだ?と覗いてみれば、

つけ麺スタイル!……たぶん、美味しくないです。それ。

実は彼も丹下の御前のお眼鏡にかなったフードアスリートの一人でした。名は鳥飼飛男。

どうやら錠二に次ぐ実力の持ち主の模様。

満太郎の喰いっぷりをどう見る?との錠二の問いに、
鳥飼さんは「技術はまだまだだが、闘争心には見るべきモノがある」
ラーメン屋の店長も「素質は充分にありやすね」
……どうやらここは御前の後ろ盾の下、見どころのある人間をテストする場のようです。
錠二は満太郎に「御前のフードファイトチームに入らないか」と誘いを掛けますが、
「ま、考えとくわ」と態度を保留する満太郎。しかし心はだいぶフードファイトに傾いているようです。

と、そこへチームの一員らしき「熊田クン」から連絡が入ります。
「錠二さんっ!!すみませんっ!!野試合に・・・敗れましたっ!!」


詳しい事情を聞いてみるに、うなぎ屋にて軽い気持ちで受けた大食い勝負に負けてしまったらしいのですが、
その相手の食い方というのが……

うわもったいねえ!「茶漬けもアリ」が前提の「ひつまぶし」ならともかく。
おまえに食わせるのはなかこく産水銀ウナギNで充分だ!

しかも、署名した「負けた方が代金を払う」という書類が、

「今度の大食い大会に参加しない」という念書に!!
(……これってモロ私文書偽造なんじゃ?)



「どんぶりの安…うな茶の参四郎……二人とも西のアスリートに違いない」
あーあー出ましたよ、東西戦。
劇画と東西戦……少年漫画とトーナメントバトル
        ビールと枝豆
        はんぺらさんと椅子寝

のように切っても切れない関係ですよね。


今度の大食い大会の種目はハンバーガー。
しかし鳥飼さんはパン系が不得手、錠二は別の大会で鹿児島行き。
パン系大食いでは熊田クンが一番だったのに、その彼が出られないとなると、一体どうすれば……
と、その時!

「俺…じゃだめか!?」



あんたたちも五十歩百歩な気もするが、まあこの部分だけは俺も賛成だ。



大会まで残り3週間。プロでも調整に苦しむ期間の短さです。
ハンバーガーの大食いということで、まずハンバーガーに慣れようと、ワクドバーガーに
入ろうとする満太郎の前に、「どこに入る気ですか!?」

いかにもデータ取りが好きそうなのが登場です。

彼の名は犬丸。錠二から満太郎の調整を依頼されたトレーナーだそうです。
「ハンバーガー大食い大会の前にハンバーガーばっかり食べてたら飽きるでしょう!」という至極もっともなお説教を受け、
満太郎が連れてこられたのは……


ここで効果的な胃の拡張トレーニング(=料理をどんどこ胃に詰め込む)を行いながら、
犬丸は東西戦の現状を満太郎に語ります。

そもそもの成り立ちは、丹下の御前が、懇意にしていた関西大手私鉄の社長・遠山氏と
「プロ野球にならって東西2リーグでスポーツ大食いの振興に努めよう」
という盟約を交わしたことによるが、その矢先に遠山社長は逝去。

跡を継いだ遠山夫人はスポーツ大食いの振興どころか「勝つためならルール無視!なんでもありヴァーリ・トゥード」の思想の下
クイワングランプリ」(えー)
を立ち上げ、あろうことか丹下の御前が集めたファイター達をつぶしにかかっているのだ、と。



ちなみに、説明の間ずっと満太郎は飯を詰め込んでました。
その量、実に2.5kg!(+ケーキ4つ)
底知れぬ満太郎の潜在能力に、犬丸トレーナーも「この男、大食い界に嵐を呼ぶ逸材かも……」とwktkです。



西の工作をにおわせる連絡が入ったところで2巻は閉幕。
果たして、満太郎の初陣はいかなる結果が待っているのか?待て次巻!!


どこまで行くのかフードバトル……そのうち、食道と胃を取っ払って、
パイプと空のタンクを仕込んだファイターが出る方に1000ペリカ。
「プロフェッショナルマジシャンの世界ではごく常識的なことだ」
「空のグラスに一瞬でビールを満たし、指先を吸うとたちまち煙が出て来ると言ったマジックを、
外科手術によって体内にパイプを通すことで生み出している」
と、
ドイルさんも言ってたことですし。

2007/07/15 16:11登録 (2007/09/23 15:40更新)
キーワード:フードファイト 漫画


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